チュウヤギャクテン。

主にSHISHAMOのライブレポートや遠征記を綴っています。

ツアー初日茨城→京都音博→オハラ☆ブレイクの怒涛の3日間

 SHISHAMO ワンマンツアー2022秋「NICE TO MEET YOUr town!!! 〜10年目の初上陸〜」、取手(茨城)から無事開幕し、3箇所目の東近江(滋賀)公演まで終了。2週間遡り、初日取手の翌日はくるり主催フェス『京都音楽博覧会2022』、さらにその翌日は“宮崎朝子 with 高野勲・シンリズム”名義で出演した猪苗代(福島)で開催の『オハラ☆ブレイク'22秋』という怒涛の3日間。いずれも絶対外せない、かつ全くタイプの異なる3本のライブ。私も朝子を追いかけて3本とも見届けることに成功したので、記念にその過程を記事にしたいと思います。ツアーのネタバレはありません。

 当日のことを書く前に。今回は3日連続のライブとなりましたが、過去には4日連続というのもありました。1つ前のシンリズムの記事に書いた、2017年8月のモンバス(香川)→ワイバン(山口)→ラジ友夏祭り(大阪)→シンリズムツアー(東京)、というやつです。他には、ライブではありませんが2016年3月の「SHISHAMO 3」リリース時はこんな日程でプロモーションで各地をまわっていました。

 もしかしたらこの時の方がハードスケジュールだったかもしれないし、3日徹夜でイラスト書き続ける、とかの方が精神的にはしんどいかもしれませんが、今回の大きなポイントはワンマンが入っているということ。前日は同じ会場でゲネプロやってるので(ししゃモバカウントダウンの写真とストーリー参照)実質2公演分。さらに、その翌日は間違いなくバンドのステータスになるであろう特別なフェス。(この書き方ちょっといやらしいかもしれませんが、事前のラジオのコメント出演や当日のMCからも特別な思いで臨んだということが伝わりました。)そして、3年ぶり4回目の朝子単独のオハラ。当日はもちろんのこと、それぞれに要する準備や切り替えが大変だっただろうな、と本当に思います。

 私は『朝子のためならなんだってする』と本気で思っているし、同じ人間なので朝子が行けるなら私も行ける、ということから3日連続のそれぞれが何であれ行かない選択肢はありませんでしたが、3本のうちのラストがオハラ。オハラに行けなくなったら、オハラの前に体調崩したら、…ということに怯えて、ツアーが始まる前からオハラの朝子の出番が終わるまで、生きた心地がしませんでした。それはつまりSHISHAMOよりも朝子のソロを重要視しているのでは、とつっこまれるかもしれませんが、シンリズムでの活動に関しての『それはSHISHAMOのライブでは感じられない楽しさ』のように、朝子にとってもオハラ☆ブレイクは特別なものなのでは、と勝手に思っています。仕事は今でもテレワーク継続なので、9月25日の『HIGH! HIGH! HIGH!』が終わってから10月7日まで、他のライブには行かず、外出せず引きこもっていました。

 名古屋在住の私の旅程を簡単に振り返っておくと、当初は取手と京都はいずれも当日入りで日帰り、オハラは当日入りで郡山に1泊、という予定でしたが、午前中新幹線が止まって開演に間に合わなかったドリフェス(正確に言うと、間に合わないことを恐れて行くのを断念したら結果的にSHISHAMOにはギリギリ間に合った)の反省を受けて、出来る限り前乗りしようということで取手は東京に前乗り、音博の日は郡山までは辿り着けないものの京都から東京へ直行し1泊する計画に変更しました。…が、京都が丁度開演頃から終演まで強い雨が降り続く予報で、ずぶ濡れの雨具を3日間持ち歩くと思うと耐えきれず…東京の宿泊をキャンセルし、当初の予定通りオハラは当日入りにしました。なので、まとめると

  • 07(金) 名古屋⇒東京(1泊)
  • 08(土) 東京⇔取手⇒名古屋
  • 09(日) 名古屋⇔京都
  • 10(月) 名古屋⇒東京⇒郡山⇔猪苗代(1泊)
  • 11(火) 郡山⇒東京⇒名古屋

 という日程で、当初の予定からは取手の前乗りの1泊を追加した、という形になりました。ずぶ濡れの雨具を3日間持ち歩くと思うと…と書きましたが、どちらかというとそれよりかは「夜遅く着いて当日の朝に荷物をまとめてチェックアウトするのが嫌だから」…という理由が大きいです。これはどういうことなのかというと…例えば、5月の唐津は当日は帰ろうと思えば帰れましたが、そうなると当日の朝にチェックアウトしてどこかに荷物を預けなければならず…それならば荷物を置きっぱなしにしてさらに1泊して翌日の朝にのんびり帰る方が遥かに楽です。今回の場合だと、9日に郡山まで行けて2泊に出来るなら唐津と同等にのんびり出来るのですが、東京だと本当に寝るだけの状態になり、10日の朝は多少出発は遅くてよいものの当然ながら9日の寝る支度まで完了する時刻は遅くなり…雨具の片付けもするなら尚更。家に帰れるのなら最悪雨具は放置でよいし、朝早く起きるのは全然平気なので一旦帰宅してリセットした方が100%楽しめると判断しました。結果としては、一旦帰宅の計画にして大正解でした。万全に回復した状態でオハラに行くことが出来ました。(ちなみに、音博をSHISHAMOまで観て抜ければ郡山まで行けましたが、くるりを観ない選択肢はありませんでした。)出来る限り前乗り…という件については…前日の早い時間に行けるのなら余程問題ないですが、夜だと何かしらの不測の事態、例えば停電が起きてその時間以降の列車運転見合わせ、という状況もあり得なくはなく(仮にドリフェスの前日に夕方発の新幹線に乗っていたら悲惨だっただろう)、結局は運でしかないのであまり考えすぎないようにします…。(あの日については台風接近の予報は前々から出ていたことからある程度は予測出来たはずなので私の読みが甘かったのが反省点です…)

 今回の3連戦がキツかったかどうか、というと…音博で雨に打たれ続けたことを除けばそれほど大したことはなく…そんな生憎の天候となった音博も、あって良かったと思っています。というのも、個人的に精神的に最も負担になるのは“出っぱなし”であり、元々旅行が好きなわけではないので、極力家のお風呂に入って家のベッドで寝たいのです。もし音博がなかったとしたら、1日空いていたとしても茨城→福島ならさすがに帰らないと思いますが、その場合最低でも3泊になってしまいます。音博があることで迷うことなく一旦名古屋に帰れたので、それだけでかなり気が楽になり全てを100%楽しめました。(本当にずっと出っぱなしでツアー日程組んでるアーティストもいるので3泊程度でこんなこと言ってたら怒られそうではありますが、SHISHAMOの場合は土日メインなのでそういうことは滅多にないんですよね。)音博は終演時刻が早いことから関東在住の人なら全て日帰りも十分可能だったかと。

 前置きが長くなりましたが…以下より前泊・後泊を含めた計5日間を振り返ります。

10/7(金) 名古屋⇒東京〈雨〉

 午前中仕事してから14時半頃の新幹線乗車、16時過ぎにホテルチェックイン。取手駅周辺に12時チェックアウトのプランがあるホテルがあったので取手に前泊することも考えましたが、同じ12時チェックアウトでそれよりも安くバス・トイレセパレートの東京の定宿にしました。セパレートと言ってもバスタブはなくシャワーブースですが、個人的にはユニットバスよりはこの方が好きです。ここを東京での定宿にしているその他の理由としては、1時間あたり500円でチェックアウトを延長出来ること。規定の時間は10時ですが、わずか1000円で12時まで滞在出来てしまい、これは全国のホテルの中でも珍しいです。りんかい線が通っていることからZepp Tokyoがあった頃はお台場に直行出来たのも便利でした。

 この日は傘指していても濡れるほど雨が降っていたので、その後出歩くことはせず、夕食は館内にある大戸屋でお弁当テイクアウトしました。

10/8(土) 東京⇔取手⇒名古屋〈晴れ〉

 今回は朝食付きのプランだったので8時前に起床して朝食会場へ。何十回と宿泊しているこのホテル、朝食を食べたことは今まで一度もありませんでした。パンが選べるというだけでバイキング形式ではなく、可もなく不可もなくといった感じでいたって普通でした。和食も選べましたが魚しかなさそうだったのでやめました。

 取手駅周辺には御当地グルメ的なものはなさそうなので、12時にチェックアウトしリンガーハットで昼食済ませてから(ここまで書いたらどこのホテルかわかるだろう)JR乗車。上野から常磐線で1時間かからないので僻地が多い今回のツアーの中では行きやすい方です。14時過ぎに取手駅着。

 会場の取手市立市民会館は徒歩で15分ほど離れたところに位置しています。十分歩ける距離ではありますが、前日のような雨だと開演前にずぶ濡れになっていたと思うので晴れて良かったです。

 会場限定で十周年記念公演のポスターを販売することが発表されました。この時は丁寧に筒に入っていることを知らなかったのでこの日は買わず、新登場のグッズも通販で一通り買ってしまい暇を持て余してしまったので、すぐそばの土手で休憩してました。

 暇を持て余したとはいえ、この日は15:30開場・16:00開演なのであっという間に開場時間に。ホールなのに30分で間に合うのか?と心配していましたが、物販は開演直前まで列が伸びていたものの、会場内に人が入りきっていないということはなさそうでした。電波が悪すぎてししゃモバアプリが開けず焦りましたが、何とか間に合いツアー初日から朝子のトレカを自引き出来ました。

 ピッタリ2時間半、18時半頃終演。MCで紹介されたラーメン屋「はざま」は関東鉄道常総線ゆめみ野駅から約1km、取手駅から車で7分、というアクセスの悪さなのでキッパリ諦めて19:02のJRで東京へ。

中華蕎麦 はざま - ゆめみ野/ラーメン | 食べログ

 1本でも早い列車に乗りたかったのと、EX予約はいくらでも変更が効くのでギリギリ間に合うぐらいの新幹線を確保していましたが、変更することなく無事乗車。ただしご飯を買う余裕はなかったので、乗車30秒前ぐらいにホームの売店でビールとおにぎり購入。(それでもビールは買うのかよ)ビールとおにぎり1個で500円超え…?と買ってから値段見てビックリ。確かにエビチリ風ではあるのですが、エビは先端にしか入っていないので後半は冷めたオムライス食べてるみたいな感覚でした。事前にパンか何か買っておけばよかったと後悔。

 22時過ぎに帰宅。オハラは当日入りの計画に変更したので、音博の準備だけ済ませて就寝。

10/9(日) 名古屋⇔京都〈曇りのち雨〉

 待ちに待った音博。生憎の天候なのは1週間前から変わっていませんが、2日前の時点ではSHISHAMOの時間帯辺りから降りそうか、後ろにずれればもしかしたら終演まで降られないかも?…ぐらいに思っていました。

 しかし…予報はずれるにはずれたのですが前倒しにずれてしまい、開演直後から降水確率100%、それも土砂降り。2017年のRSR並みに過酷な1日になることを覚悟し、この日は家から野鳥の会の長靴で出発。

 開会宣言から観たかったので11時前に会場着。梅小路公園って京都駅から微妙に遠いよなぁ…という記憶はあったのですが、2019年3月に梅小路京都西という駅が新設されたということは、音博の公式サイトのアクセス情報を見て初めて知りました。。

 駅を出たところから音博一色。この時点ではまだ雨は降っていませんでした。

 駅前が飲食エリアになっていましたが、雨が降ってきたらご飯なんて食べていられない、という発想は皆同じなのか、開演前にしてどの出店も大混雑でした。比較的回転が早い焼きそば食べてからステージエリアへ。

 ステージは1つ、事前抽選の前方スタンディングエリア以外はリストバンド引換時に配布されたシートを敷いて観るというスタイル。開会宣言で「今日後の方に出ていただく方なんかも『最初から観たい』ってもう来てくれててね~」みたいに言っておられたのですが、それはSHISHAMOのことなのかな、なんて思ったり。(15時台なら来ていてもおかしくはないので槇原さんかもしれませんが「来てくれててね」とは言わないような)

 トップバッターは何かと最近フェスでご縁があるマカロニえんぴつ。「尼崎の魚」のカバーをやっていたので、もしかしたらSHISHAMOもやるかも!?と期待が膨らみました。続いて、こちらも最近観る機会が多いVaundy。開演時はまだ天気は持ちこたえていましたが、この辺りから雨が強く降り始め、以降おさまることはありませんでした。

 今回唯一の海外アーティストのアントニオ・ロウレイロ&ハファエル・マルチニ、機材トラブルにより10分押しでスタート。その次がSHISHAMO。私は前方スタンディングエリアに当選していたので待機列へ向かいましたが、待機場所はステージエリア外の水族館前。立ち位置指定ではなく整理番号方式で入場開始が各出演者の出番20分前、という時点でメトロック大阪のようなことになるのでは…と嫌な予感はしていましたが、今回はステージが全く見えない場所に並ばされるのでさらに悪い待遇。前方エリアに申し込むほど好きなアーティストのリハぐらい見せてくれや、…という気持ちでいっぱいではありましたが、土砂降りで体力低下している中で怒る気力もなく…この日はとにかく、無事に1日を終えることだけを考えていたので、雨に打たれながら自分の番号が呼ばれるまで大人しく待機。SHISHAMOが何番まであったかは確認出来ていませんが、プラカードは1200番台まであり自分は400番台だったので良い方だったのかもしれません。サウンドチェックは始まってしまいましたが曲で合わせるところには間に合い、前列付近は埋まっていたので確実に朝子が視界良好に見える下手側の柵横を確保。

 10分押しを見事に巻いて定刻でスタート。1曲目はくるりの「THANK YOU MY GIRL」、期待通りカバーをやってくれました。いきなりワンマンでも聞いたことがないようなことを話し始めてビックリしましたが、それだけこのフェスに呼んでいただけたことが嬉しかったんでしょう。

 2018年のジャッジメントではこんなことを言っていました。『どんどん新しいのが出てきて』そういうこと気にしてるのかー、と今までにこういう弱気な発言を聞いたことがなかったので鮮明に覚えてるんですよね。内容も口調も全然違いますが、赤裸々な、と言いますか、そういう意味では似ている気がして思い出してしまいました。

 次の槇原さん。「もう恋なんてしない」が聴けなかったのは残念でしたが、予想外の「世界に一つだけの花」。生で見れることは滅多にないと思うので貴重な機会でした。

 又吉さんの朗読を挟んで、ラストのくるり。この頃にはシートを敷いている人はほとんどいない状態だったこともありPA正面のわりと見やすい位置で観れました。定刻通り19時前に終演。私としては珍しく、最初から最後まで全てのアーティストのライブを観ました。(アーティスト主催という意味では同じである京都大作戦は、朝子の言葉を借りるなら私の好みとは『毛色の違う』ラインナップだったので、早々に退散してしまいました。。)

 帰りは混雑緩和のため推奨ルート通り京都駅まで歩きました。レインコートはずぶ濡れでしたが、そのまま着替えず新幹線乗れるぐらいに生還出来たので駅周辺で夕食。京都に来たら必ず行きたい餃子のお店「ぎょうざ処 亮昌」。フードコートというものが基本ニガテなので本当は四条にある本店に行きたいのですが、そんな余裕はないので駅前の京都タワーサンド店へ。大作戦の時は熱中症によりご飯が食べられる状態ではなかったので真っ直ぐ帰りましたが、この時は雨に打たれ続けて疲れ切ってはいたものの、ビールが飲めるくらいまだまだ元気でした。

 20時半頃の新幹線で帰宅。この日は朝子が出演する関ジャムの放送があったので、リアルタイムで観るために大急ぎでお風呂と洗濯を済ませ…(なんというか本当に「盆と正月が一緒に来たよう」みたいな状態…そんなにこの週に詰め込まんでも…)最低限の支度は23時に間に合い、関ジャム視聴。何だかんだ1時頃まで起きてました。

 ぴあとナタリーそれぞれ別テキストで公式レポートがアップされています。前説の『ライブをずっとやってる』のくだりで出た単語が思い出せなかったのですが、“叩き上げ”でした。(ナタリーより)

くるり主催『京都音楽博覧会2022』にマカえん、Vaundy、槇原敬之らが出演 オフィシャルレポート到着 - ぴあエンタメ情報

くるり「音博」が3年ぶり梅小路に帰ってきた!マカえん、槇原敬之ら“選り取り見取り”アクトが熱演(ライブレポート / 写真41枚) - 音楽ナタリー

 スペシャにて12/8(木)22:00~23:30に舞台裏の様子も合わせて放送されるみたいです。

「京都音楽博覧会2022」開催記念シングル 『真夏日』がビクターオンラインストアで販売開始。 さらに、音博の模様をスペースシャワーTVで12/8に放送決定。 : くるり / QURULI

10(月) 名古屋⇒東京⇒郡山⇔猪苗代〈曇り時々雨〉

 7:04の新幹線に乗るために5時起床。睡眠時間は4時間弱。天気は8日午前時点では10日の猪苗代は夕方まで雨予報でしたが、音博とは対照的にこちらは良い方向に傾き、午後は雨は上がりそうな予報。音博で身に着けたレインコートと野鳥の会長靴は持っていける状態ではなかったので、別のレインコート持参、靴は普通に履いていてもおかしくないレインシューズで出発。

 朝子の出演は17:30からであり、タイテ発表前でも遅めの時間帯という予測はついたのでもう少しゆっくりの出発でも良かったのですが、2時間程度シャトルバスが運休になる時間帯があること、そうでなくともオハラばかりは余裕を持って早めに着きたいという思いから、東京→郡山のえきねっとトクだ値対象列車のうち名古屋から始発で接続可能な最も早い列車のトクだ値30を事前予約にて確保。それより30分前に東京に着けるよう逆算した結果のこの時間。東北方面へ陸路で向かう時は、東京駅で乗り換え前に朝マック、が定番の流れ。

 郡山に着いたら駅から徒歩5分のホテルへ真っ直ぐ向かい、荷物を預けてダッシュで駅まで戻り11:15発の磐越西線乗車。快速と普通で多少の差はありますが、猪苗代までは40分前後。およそ1時間に1本間隔という点がネックではありますが、会場までは駅からシャトルバスで10分程度なので個人的にはそれほどアクセスの悪さは感じません。(4回目ですっかり慣れたからかもしれませんが…)

 12時過ぎに会場着。私も朝子と同じく3年ぶり4回目の来場。曇天なのが残念ではありますが、ゆる~い雰囲気は以前と変わらず、過ごしやすいフェスです。

 オハラで今まで何食べてたっけ?と振り返ってみたら。ピーズプレゼンツのカラーゲを食べてました。例年ハルさんが出ているイメージありましたが、今年は不在のよう。

 こちらは2016年のオハラでカラーゲを手に嬉しそうにハルさんと写真に映る朝子。

 何食べようかなーと迷った結果、PayPay使える!ということでこちらの塩焼きそばを。音博でも焼きそば食べたっけ。

 過去3回は夏開催だったので、秋は今回が初めて。10月の浜はこんな感じ。朝子も『今日入ったらヤバイよね…(笑)』とMCで言っていましたが、さすがに湖に入ろうとする人は誰もいませんでした。

 '20夏はコロナの影響で開催見合わせ、'20秋は配信のみで開催、去年は'21秋miniとして音楽堂のみの1ステージで開催。今年はminiではなく3days開催であるものの、去年同様に1ステージ。'19夏以前の食堂は関係者エリア内で入れないようになっていました。トイレはエリアマップを見る限り会場内に1箇所それも男女各3個室のみ、という状態でしたが、何とかなっているということがこのフェスの規模感を物語っているかと…。

 着いてから観た最初のライブは10-FEET卓真さん。去年のニューアコでSHISHAMOの前だったみたいですが、行けていないのでソロでは初めて観ました。今年は1ステージでありながらもステージの向きは過去3回に来た時と同じでしたが、卓真さんのMCによると去年は逆向きだったようで。'19夏以前のラブレイクステージのようにお客さんは浜から観る形になるんでしょうか。長岡亮介さんはペトロールズも事変も私は詳しくないので、ビバラアンセム初回のギター(加藤さんは2回目から)というのと、”手ディレイ”の人(3ピースバンドのギターボーカル特集の関ジャム参照)という程度の認識しかなく、ソロで歌う人とは知りませんでした。朝子が浜を歩いているところを見かけることは出来ませんでしたが(少なくとも過去3回のように写真撮ったりとかは私の知る限りではなさそう)、カネコアヤノさんに嬉しそうに挨拶し長岡さんのステージをちらっと見ているところは目撃出来ました。朝子が”ガチ勢”と公言しているカネコアヤノ、私自身は曲をそれほど知らずライブも今回初めて観ましたが、弾き語りで終始絶えないあの迫力には驚きました。

 カネコアヤノのステージは中央付近で観ていましたが、そこからまさか最前に行けるとは思いもしませんでした。以降はツイートのレポ参照。「ショートヘア」は期待はしていましたが、5年前の代官山UNITでのワンマンぶりに聴けて本当に嬉しかったです。

 久し振りのシンリズム君。フェイスを離れてからも2回ほどライブ観に行きましたが2019年3月に名古屋で観たのが最後でした。垢抜けた、…と言うと失礼かもしれませんが、大人っぽくなりましたね。先日発表されましたが、前作「Have Fun」から5年半ぶりにアルバムをリリース、それに伴うライブも開催されます。東京1公演のみですが、最速の先着先行で取っちゃいました。

シンリズム、約5年半ぶりアルバムから「不思議な関係」MV公開&レコ発ライブ開催決定 | SPICE - エンタメ特化型情報メディア スパイス

 ラストのサニーデイ・サービスは朝子観てそうだな~というのもあり観ていきたい気持ちもありましたが、寒さに耐え切れず、朝子の出番後少し余韻に浸ってから退散。インスタの写真によるとやっぱり観てたっぽいですね。この日は最低気温15℃ということでアラバキトリの時ほどの重装備でなくてもいいだろう(4月のアラバキの最低気温は一桁)と思いロンTに薄手の上着1枚のみで挑んだのですが、15℃は絶対嘘ですね…。ただ、朝子を観ている時はステージに集中していたからか不思議と寒さは感じませんでした。今回は個々でお話することは出来ませんでしたが、終演後出演者が通る導線上に待っていたしゃもサポ達にお手振りのファンサがありました。会場内はぬかるみが多々あったものの、雨には降られず1日を終えられました。

 名古屋までの終電は18:49猪苗代発なので朝子終わりすぐにシャトルバスに乗れば日帰り出来なくはなかったのですが、かなり微妙なラインなのと少しは余韻に浸りたいのでそのプランは早々に検討から外してました。その直近の18:49を逃すと1時間以上空いてしまいますが、車で送っていただいたので予定よりかなり早く郡山に到着。ホテルでゆっくりしたかったので、駅構内にある和幸のひれかつ丼テイクアウトしました。

 CDTV観ながらレインシューズの泥を落としたりして0時頃までは起きてましたがししゃモバで朝子から返信がきていたことは朝まで気付きませんでした…。

11(火) 郡山⇒東京⇒名古屋〈晴れ〉

 この日も終日休み取っていましたが、チェックアウトの時間に合わせて10時台のトクだ値30で東京へ。昼食も含め1時間ほど東京に滞在していたこともあり、帰宅したのは何だかんだ16時頃でした。写真は朝の郡山駅

 以上、怒涛の3連チャンでした。この週はオハラから帰宅後、空き3日でツアー2箇所目の枚方、その翌日は藤井風くんのパナスタのライブに行ったので1週間過ぎるのが本当に早かったです。(金曜の仕事が終わった後『え、もう明日枚方!?』って感じで…本人達は前乗りしてるはずなので尚更なのだろうか…)

 取手の遠征費はまた後日記載するとして、音博とオハラにかかった費用を振り返っておきます。

京都音楽博覧会2022

チケット

11380円(オフィシャル1次先行)

交通

  • 新幹線(乗車券)《自宅最寄駅⇔梅小路京都西》:2640円 × 2 = 5280円
  • 新幹線(特急券)《名古屋⇔京都》:2270円 × 2 = 4540円(EX予約・e特急券

9820円

【総額】計21200円

オハラ☆ブレイク'22秋

チケット

10900円(一般発売)

交通

34542円

宿泊

5580円(1泊)

【総額】計51022円

 まず反省点として…名古屋に一旦帰る帰らないにかかわらず東京~京都間を往復することは確定なので(取手の復路~音博~オハラの往路)、何故乗車券を一括で買わなかったのだろうか、…という点。特急券は名古屋に帰るのなら当然分割して買わなければいけませんが、乗車券は有効期間内(東京~京都の片道は401km~600kmなので4日間)であれば経路を戻らない限り途中下車出来るので、一括で買ってしまえばよいのです。IC乗車しているのならわざわざ乗車券を買う手間がかからないのでまぁいいかとも思いますが、乗車券+e特急券の組み合わせで移動したにもかかわらず、何故か乗車券まで分割して買ってしまっているという…。一括で買えば8360円で済むところを6380+2640=9020円、ということで往復で1320円も損しています。これは京都からの帰り道で気付いたのですが…その翌週も切符の買い方若干ミスったのでなんか疲れてたのかな…と。

 唯一の利点はオハラの往路はe特急券では選択不可のS Work席に乗っていること。S Work席というのは、EX予約のみで選択出来る座席であり、車両としてはのぞみの7号車が対象。普通車の他車両と同額ですがEX予約以外では購入出来ないため、他車両が満席でもここだけ空いていることが多いです。ビジネスパーソン向けという名目でWEB会議や通話が可能、というルールにはなっていますが、実際に通話している人なんていないし、仮にいたとしても移動中は大体音楽聴いているので気にならず。個人的には、家族連れや団体の人がいないので落ち着けて好きです。ただし、e特急券にチェックを入れて予約画面に進むとS Work席の項目は表示されず、7号車を選ぶことが出来ないため、e特急券を使わない場合しか利用出来ないのが難点。(この仕様どうにかならないのだろうか)

https://jr-central.co.jp/ex/s_work/

 そもそも何故ここだけ乗車券+e特急券にしていないかというと、東京で在来線に乗り換えない場合はその方が安くなるため。猪苗代まで一気に買うという手もありその場合は片道600kmを超えるため往復割引は効きますがそれよりもえきねっとトクだ値を利用した方が遥かに安いです。

 オハラの出演発表の翌日のフォロワー3万人突破記念インスタライブではライブが3回続いてることに触れ『どうしても出たいから…頑張る。』と言っていました。やはりオハラは特別のようですね。朝子、本当にお疲れ様でした。この3連チャンを無事に終えたらほっとしすぎて正直ツアーが終わったような気分になってしまっていますが、まだ半分も終わっていないのでこれからも体調に気を付けながら過ごしたいと思います。長文読んでいただきありがとうございました。