チュウヤギャクテン。

主にSHISHAMOのライブレポートや遠征記を綴っています。

コロナ禍初の春フェス2022 全通?記念・総費用公開②

 前回の記事がなんとはてなブログ公式に取り上げられました。

 こんなオタク全開の記事に果たして需要があるのだろうか…。読んでいただいた方ありがとうございます。前回の続きということで、今回はオトダマ・メトロック大阪・唐津シーサイドキャンプの3本について振り返ります。

 

5/8(日) OTODAMA'22〜音泉魂


12:15 THE BACK HORN大浴場ステージ
13:45 SHISHAMO大浴場ステージ
16:00 ざ・けばぶす わくわくGIG【露天風呂ステージ
17:30 ピーズ【露天風呂ステージ

 ステージ2つは対面しているので間のアーティストも音だけ聴いていたり遠目に観ていたりはしましたが、ちゃんとステージを観たのはこの4組。SHISHAMOの関西プロモーターはGREENSなので出演することはないと思っていたフェス。例年は9月1週目に開催されていました。てっきりコロナの影響で例外的に、かと思っていたので、元々「夏に」「野外で」の開催が2019年が最後とアナウンスしていたということはこの記事を読むまで知りませんでした。

spice.eplus.jp

 2015年にシンリズムが湯わかしアクトとして出演したのは記憶にあり、当時私は大阪に住んでいましたが、SHISHAMOのライブと被っていたので行っておらず。ということで、私自身も初めてのフェス。とはいえ、会場はRUSH BALLでお馴染みの泉大津フェニックスシャトルバス乗り場も同じなので新鮮さはあまりなかったですね。SHISHAMOの前のバックホーンに間に合うよう10時半前に新大阪着の新幹線乗車。会場到着は12時過ぎてたのでギリギリでした。この日の天気は快晴。

 1日目はアラフォー世代ど真ん中、2日目はがらりと変わり若者受けしそうなメンツ。3日目も比較的そんな感じかと思えばピーズやユニコーンがいるのでその中間でしょうか。個人的には風呂ントアクトのヤユヨが同じ日だったら良かったなーと思いました。

 SHISHAMOは13:45~。出番前のストーリーでは『参番風呂…』と何とも言えない表情の朝子。

 今年のオトダマはステージ前方エリアが設けられており、大浴場ステージの後半4組は事前受付の整理券の番号順による入場が採用されていましたが、SHISHAMOまでの3組は対象外でした。

 1つ前のアーティストの演奏中から徐々に待機列が出来るという状況でしたが、バックホーンが始まる時点では3人程度。前方入場口からステージ見えないことはないですが、普通にバックホーン観たかったのと最前じゃなくてもいいやーということでバックホーン終わってから列へ。若干伸びてはいましたがその時点でも30人居ないぐらい。あっさり朝子正面付近の2列目確保。この辺りの時間が丁度炎天下で、これはMCでも言っていましたがまるで夏フェスのような暑さでした。

 このツイートに書いてあるような細かいことはもう忘れてしまいましたが(あちこち行ってるのでどれがどれだったかというような感じになり)、四星球のステージを見つめる3人の姿は印象に残ってます。(険しい表情はただ単に暑かったからかも)極寒のアラバキに半袖で挑もうとした美冴貴ちゃんは、どうしたことかこの暑さの中ラグランでした。

 対バンツアーの大阪と同様に「君と夏フェス」からスタート。本編で披露したのは今回の春フェスではオトダマのみでした。他はアラバキと似たり寄ったりなセットリスト。

 私のツイートだと感じ悪いようなニュアンスになってしまっているので、鈴木さんの『ふざけてらっしゃる!』が正しいかと。

 8年一緒に居るのに初耳の話がよくある、…という話と、CDデビュー10周年の告知。

 MCからの“新曲”の「狙うは君のど真ん中」。ヤバTは2年前の曲をまだ新曲って言ってたのでいいと思います…(笑)

 彩ちゃんの話を聞いて『絶対無理…』と思っていたら兵庫さんが同じこと言ってました。2013年のレディクレで入場規制のSHISHAMOのステージを隙間から見てて怒られたという話は知っていますが、それよりも前のことですね。

 インスタには本番前の円陣のお写真と終演後のオフショット。

 
 
 
 
 
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 オトダマは今年は5/5,7,8の3日間の開催。初日に行った人で「フード1時間待ち」といったようなツイートを見かけたのでこの日は現地で何も食べず帰宅すること覚悟で念のためカロリーメイト持っていったのですが、SHISHAMO終わりにフードエリア行ったらガラガラでした。初日はフードとドリンクの列が一緒で大混雑していたようですが、この日は分かれていたので色々と改善されたのかもしれません。暑かったので涼しげなものを。

 THE KEBABSの新井さんがこの日体調不良でお休みで急遽3人の特別編成、ということで“ざ・けばぶす わくわくGIG”とバンド名を改めて出演。THE KEBABSはフラッド佐々木くんとユニゾン田淵がやってるバンド。ワンマンは何度か行ったことありますがフェスで観るのは初めてでした。ケバブはビール飲みながらでしょ、と思ったものの前方エリアにビール持ち込むのはなぁ…と躊躇したので、終わってからようやくビール。

 せっかくなので次のピーズも観ましたが、この辺りから一気に肌寒くなりました。半袖で行けるっしょ、なんて思っていたけど羽織もの持っていって良かったです。クロージングアクトのフラッド観たかったけど終電間に合わないので断念して早めに帰宅。

 SPICEにて兵庫さんによる公式レポートアップされてます。“地蔵”について事細かく書かれた公式レポートは初めて見ました。(笑)

 兵庫さんや1日目のレポート担当の鈴木さんも書いていますが、今回のオトダマには多くの協賛が付いていました。その中でも注目したいのは「牛乳石鹸」。他にダスキンレントオールも入っていてこちらは最近のイベント会場ではよく見受けられますが、牛乳石鹸の協賛によりトイレ周辺とは別に、ハンドソープが設置された手洗い場が設けられていました。消毒液よりもハンドソープで手を洗いたいと思ってもフェス会場では用意されていないことの方が多いので、これはありがたかったですね。この日以外の2日間及びその前日から晴天だったことも含めて、終日快適に過ごせました。

 チケットはSHISHAMOが発表されたタイミングの先行で確保。泉大津までは新大阪から地下鉄で動物園前まで行き同駅扱いの新今宮から南海、…という乗換回数最少ルートも悪くはないですが(なんば乗換だと地下鉄の料金同じで南海の料金が高くなる)、それよりもさらに安く乗換で歩かされることがないJRで新今宮までのルートでいつも行ってます。

チケット

9020円(湯仲間先行)

交通

  • 新幹線(乗車券)《自宅最寄駅⇔大阪》:3410円 × 2 = 6820円
  • 新幹線(特急券)《名古屋⇔新大阪》:2270円 × 2 = 4540円(EX予約・e特急券
  • シャトルバス《泉大津駅付近⇔会場》:1000円
  • その他:1120円

13480円

【総額】計22500円

飲食

  • 冷しぶっかけ蒸し鶏うどん:600円
  • 生ビール:600円

1200円

 

5/15(日) METROCK 2022 <OSAKA>


14:00 SHISHAMOBAY FIELD
14:50 Novelbright【GREEN HILL
15:30 THE ORAL CIGARETTESBAY FIELD

 アラバキと同じく3年ぶりの開催となったメトロック。メトロックは2017年に関ジャニ∞が出演し、開催中止となった去年はジャニーズWESTの出演が予定されていたため今年リベンジすることが予想されていました。ツアー日程から出演するなら1日目の14日しかなくSHISHAMOの出演は15日でしたが、ジャニーズの出演にかかわらず例年日にちによっては即完してしていたこと、前方エリアに申し込むのなら一般発売前の先行で購入しなければいけないことから、日割りが発表されたタイミングでチケット確保。結果的に、14日のジャニーズWESTの出演は前方エリア申込権利付き先行終了後に発表されました。2017年の関ジャニ∞は発表された時点で完売しており発表後の高騰っぷりが凄まじかったものの、丁度SHISHAMOと同じ日・同じステージで運良く見ることが出来たのですが今年は残念ながらWESTとは別日でした。

 メトロックは今回の春フェスとしては唯一、前方事前抽選がありました。大阪は立ち位置指定ではなく整理番号方式。私は1次受付で第1希望SHISHAMOのみでエントリーし、2次以降はスルーしていたにもかかわらずまさかの2000番中1500番台…。サンデーフォーク主催のトレジャーやメリーロックはおおよそ希望順に良席を割り当ててくれていましたが、こちらはどうやら一切関係なしで抽選のよう…。百歩譲って後ろになるのは良いとして、呼び出しはタイムテーブル出演時間の30分前、ってリハ始まっちゃうんですけど…と。雨予報ということもあり、モチベーション下がり気味で当日を迎えました…。

実際の前方エリア入場パス。現在時刻が秒単位で表示されます。

 公式サイトのシャトルバスの案内を見た時に、駅からそんなに離れてたっけ?と思ったら2019年以前とは乗り場が変わっていました。そして、動員数は完売している14日の方が多いはずなのに『昨日より行列エグい』というようなツイートを朝の時点でちらほら見かけ…WESTが遅い時間だったならわからなくはないけど15:30なら比較的早めに行くだろうしどういうことだ?と。私はSHISHAMOまで観たいアーティストはいなかったものの余裕をもって10時半過ぎに新大阪着の新幹線乗車。

 11:19堺駅着。タクシー乗り場を見たらそれほど列が出来ていなかったので迷いましたが、1時間待ちだとしてもSHISHAMOまでには余裕で着けるだろうと判断しバス列へ。この時間でも長蛇の列でシャトルバス乗り場の大浜だいしんアリーナまでは迂回ルートで30分ほど歩かされました。以前の乗り場は工事現場になっていました。

 細かく記録してみたら駅到着から会場到着まで1時間半ほどかかりました。想定内の時間ではありましたが、上のツイートに書いている通り検温から20分待つとは思いませんでした。。シャトルバスが混雑する要因として、オトダマと違い車での来場禁止であるということは挙げられると思いますが、それは以前から変わらず、メトロックでこれほどまでに並んだ記憶はないので謎ですね…。

 天気は直前の数日間でガッツリ雨が降ったため公式が長靴を推奨、とアナウンスしていました。前日の14日も一時的に雨で曇り続きだったとはいえ、1日あれば多少水がはけているという期待と当日は降らなさそうということでアラバキと同じレインシューズで行ったのですが、あれほど水はけが悪いとは思いませんでした。。入場ゲートすぐの物販前とBAY FIELDエリアの飲食店付近は悲惨な状態でした。

 会場に着いたのはCreepy Nutsの最後の曲中。SHISHAMOまでに着けばいいや、とは思っていたものの、本当にSHISHAMOスタートになるとは…。SHISHAMOの後は2アーティスト続けて観たかったのと前方エリアの呼び出し開始までは時間があったのでうどんを一杯。現金のみかー…と躊躇ったものの選んでいる時間がなかったので購入したら、この日はキャッシュレス軒並み不具合出てたみたいです。

 SHISHAMOはBAY FIELDにて14:00~。コロナ禍に突入し中止となった一昨年はツアー日程との被りから大阪のみ出演予定で、同じく中止の去年は五輪の影響で元々大阪のみ開催予定でした。

 13:30から前方エリアの入場開始。立ち位置指定の場合は少しでも早く定位置に着けるように先頭で待ち構えてることが多いですが、今回は整理番号方式なので番号の遅い私はまだ暫くは入れず。ビバラのように何も見えない聴けないところに並ばされるわけではないですが、当然ながらその間にメンバー登場し音出しが始まり、そうこうしているうちにリハ曲も始まってしまうという…。前でも端っこは嫌とか○○側が良いとかあるので整理番号の方がいいと最初は思っていましたが、やっぱり指定がいいですね…。オタクはリハの登場の瞬間から観たいのでビバラの時にも書いたけどその時間だけマジで変わってくれー。結果的に、ステージから距離はありますがPA真横の見やすい場所確保出来ました。

 ビバラ同様1曲目にタオル。オトダマと同じく6曲で「明日も」~「明日はない」で終わりかと思ったので「かわいい」聴けたのは予想外でした。

 朝子は13日の明け方までレコーディングしていたはずですが、彩ちゃんは前々乗りしていたそう。SHISHAMOグッズメインで宣伝したらいいのにそこは控えめでした。(笑)

 インスタには温かいお茶を飲む3人のオフショット。

 
 
 
 
 
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 協賛のナカバヤシのロジカルエアノートのコーナー、出演アーティストのサイン展示。

 今年のメトロックでは1m四方のディスタンスシートというものが入場時に配布され、ライブ観覧の際はシートを敷いてその上で観る、というシステムだったのですが…これはあまり意味を成していなかったですね。やりたいことはわかるのですが、友達同士で1枚のシートで済ませていたりルール違反者を全く取り締まっていないことと、2日間通して天気が大きく崩れることはなかったから良かったものの、土砂降りだったら一体どうするつもりだったんだろうか…。

 一度ライブ観てみたいと思っていたNovelbrightと久し振りのオーラルを観て、シートを軽く洗ってからシャトルバス乗車し早めに帰宅。堺駅まではこの時間は直進ルートだったので行きのことを思うとビックリするぐらい近かったです。

 東京は行っていないのでLiveFansのリンク置いておきます。ビバラのセットリストプラス「真夜中、リビング、電気を消して。」といった感じ。

www.livefans.jp

 交通費は南海の料金とシャトルバスが無料という点以外はオトダマと同じです。

チケット

11880円(第2弾先行)

交通

  • 新幹線(乗車券)《自宅最寄駅⇔大阪》:3410円 × 2 = 6820円
  • 新幹線(特急券)《名古屋⇔新大阪》:2270円 × 2 = 4540円(EX予約・e特急券
  • その他:880円

12240円

【総額】計24120円

飲食

  • 冷ぶっかけ肉うどん:800円

800円

 

5/29(日) Karatsu Seaside Camp 2022 in 玄界灘


11:45 SHISHAMOCape Stage
13:15 坂口有望【Beach Stage
14:15 氣志團Cape Stage
16:15 PUFFYCape Stage
17:15 藤巻亮太Beach Stage

 SHISHAMOとしてのライブ全国制覇まで残すは滋賀と佐賀のみという状況でしたが、10周年突入目前にしてついに佐賀へ上陸。(滋賀は秋ツアーに含まれているので今年中に達成予定)佐賀初ライブ…これは絶対に見逃せないということで行くこと自体は決めていましたが、出演が発表された当初は日割りが出ておらず。まずはホテル取ろう、と調べてみたら唐津駅から徒歩圏内では1軒のみ。そこは安く泊まれるドミトリーはたくさん空きがありましたが、ホテル自体が3Fの1フロアのみであり個別の部屋はなかなか空きが出ず…毎日チェックしていたら28~29日の2泊で標準のスタンダードダブルが空いたのでひとまず確保。27日が空いたら一旦キャンセルして3泊で押さえて日割り出てから短縮しようと思いその後も毎日チェックしていたら1段階上のスーペリアダブルが27~28日に空きが出て、どうしようか迷いましたがひとまず確保。27日のスタンダードダブルが空かないまま日割りが発表されましたが、運良く2日目の29日でした。佐賀といえど唐津は福岡寄りであり、空港も福岡空港が最寄りなのでタイムテーブルによっては博多泊でもよいのですが、早めの時間帯なら極力近くに前乗りしたいので唐津に2泊する計画にしました。

 いくらSHISHAMOの出演が遅い時間帯でも佐賀に当日入りは無理として、当日のうちに帰れるかも?日曜だし極力帰りたい、とは思ったものの、飛行機がIBEXの早割を逃すと他の航空会社は倍に近い料金だったため、4月8日に日割りが発表されてから往路28日・復路30日でIBEX45確保、同時に月曜の有休も申請。往復で15000円以下だったのでかなり安く押さえられたと思います。肝心の入場券は、即完はまずないだろうと判断し手数料550円に躊躇して一般まで待ちました。

 「Karatsu Seaside Camp」は今年新設のフェス。会場はキャンプ場が併設されている波戸岬海浜公園。キャンプに車以外で行く人はまずいないので、交通手段を調べようと思っても前例がありません。唐津駅からは車で30分程度の距離。

 唐津駅からシャトルバスが出るということはアナウンスされていたのでその詳細を待ちましたが、博多発の便は11:00着、唐津発の便は1本目が10:40着。SHISHAMOはトップバッターの11:45~、イベントのオープニングは11:30~。遅延が全くなくてもギリギリでは…トップならリハの時間が読めないからオープンの時間には着きたいし…ということで、シャトルバスは使わず自力で行くことを検討し始めました。

 公式サイトには昭和バスで波戸岬まで、とざっくりとした案内しか書かれていませんが、唐津駅(正確に言うと唐津バスセンターを意味する大手口)からの直行便はなく呼子で乗換。料金は合わせて片道960円。

 直前になって無事辿り着けるか不安になりやっぱりシャトルバス取るか?と予約ページを見たら3日前に受付終了してました。呼子で乗り換えた後、波戸・波戸岬波戸岬国民宿舎のうちどこで降りるべきなのかがいまひとつわかりませんでしたが、近くまでいけばわかるだろう、仮にバスに乗れなくても呼子まで行けばタクシーもアリだろう、…と気楽に構えることにしました。

 当日の天気は26日時点で雨予報、27日夜時点では少し良い方向に傾き雨は19時以降。前日午前時点でさらに後ろにずれて22時以降しか降らなさそうだったのでレインコートは薄手のものに変えてメトロックの日と同じレインシューズで出発。

 28日、14:35発の飛行機で前乗り。美冴貴ちゃんが早朝にスーツケースを持った写真をストーリーにあげていて、出発早いな~もしかしてキャンプするのか?と思ったら予想通り。『女の子はキャンプして次の日ライブだとちょっと…』という理由でデイキャンプだったようですが。(詳しくは当日のMCレポ参照)

 福岡空港から地下鉄とJRを乗り継いで唐津まで。姪浜駅からJR筑肥線になりますが、直通なので乗換は筑前前原の1回のみ。改札は一度も出ずに地下鉄からの通し料金で済みます。所要時間約1時間半、運賃は1200円。

 唐津には18時過ぎに到着。筑前前原駅唐津駅に駅ピアノがありました。

 唐津駅から徒歩5分ほど離れたところにバスセンターがあり、宿泊するホテルはその中間地点。到着してまずはバスの下見に行きました。

 周辺は商店街になっていてご飯は困らないぐらい飲食店はたくさんありましたが、適当に何軒か入ってみたらどこもかしこも『今日は予約でいっぱいです』と断られる。全然人歩いてないからそんな気配は全くないのに…と途方に暮れていたらからつバーガーのテイクアウトのお店を発見したのでホテルで食べるかー…なんて思っていたら、店内誰もいなさそうな焼肉屋を発見。ここもきっと予約でいっぱいなんだろうな、と思いきやあっさり入店出来ました。佐賀牛ロース1人前1280円、炙り寿司4貫980円、と手軽な価格でしたが美味しかったので満足。最近よくあるタッチパネルで注文するシステムでした。心残りは“上ロースの焼きしゃぶ”を食べたかったのですが、完食出来る自信がなくて断念しました。

 ホテルはこちら。KARAEという複合施設の中にあり、カフェや映画館も併設されています。

karae.info

 ユニットバスですが清潔感あって全体的に綺麗だったので充分すぎるぐらい。ベッドはあまり見慣れない感じで、段差のあるスペースにマットレスが置かれているような内装でした。

 ホテル周辺の中町商店街。飲食店というよりは居酒屋がメインのようでした。

 翌朝、呼子行きのバス始発へ乗車。同じようにフェスへ向かう人はこの時点で私以外は1組のみでした。

 呼子のバス停のすぐそばには、日本三大朝市と称されている朝市があります。乗換時間は10分もなく次のバスは1時間後なので、入口だけ覗いてきました。朝市なので時間が早すぎるなんてことはないはずですが、賑わっている様子はあまりなく閑散とした雰囲気でした。

 バスは昭和バス運行の便であればIC使えました。9時~16時の間はジャンボタクシー運行。ジャンボタクシーってハイエースとかのこと…?それがバスとして運行?と疑問だらけでしたが、この時間帯はまさにハイエースが乗り合いタクシー的な感じになるようですね。

 丁度オープンの9時頃波戸岬に到着。Cape~Beachの経路の途中にバス停がありました。Capeへ向かうなら波戸で下車でも良かった気がします。

 直前までの雨予報はどこへ?というほどの快晴、フェス日和。都心のフェスでは見られないような最高のロケーションです。

 普段はドラムは組み立てた状態でステージまで搬入されますが、この日はイチから組み立てていました。10時過ぎぐらいに美冴貴ちゃんだけセッティングの確認でステージへ現れました。

 暫くしてから再びメンバー登場。リハでは曲をフルで演奏することは滅多にないのですが、この日は「君と夏フェス」をフルサイズでやりました。

 今回は珍しく「中毒」が1曲目に。春フェスだから「君と夏フェス」を本編でやらない、というのはわからなくはないですが、『夏の曲を』という前振りから君と夏フェスを外して「夏の恋人」と「熱帯夜」、というのはどういうこだわりなのか気になります…。正直どのフェスでも一番盛り上がるのが君と夏フェスなので、季節にかかわらず毎回セットリストに入れた方がよいと個人的には思っています。とはいえ、久し振りに熱帯夜が聴けて嬉しかったです。

 佐賀にはGEILSというライブハウスがありますが、初ワンマンの都道府県ばかりをまわった2017春ツアーのライブハウス編でも九州は大分・宮崎のみで佐賀は含まれていませんでした。他のアーティストも47都道県ツアーでもない限り佐賀はまずツアーでまわらない気がします。このフェスのおかげで佐賀に来れて良かったですが、ワンマンでもいつか来てほしいです。佐賀市文化会館とかあるよ。

 前乗りしてキャンプを楽しんだ話。さすがに夜は普通にホテル泊だったようですね。ずっと食べてた、美冴貴ちゃんは『ずっと焼いて煮て炒めてた!』なんて言っていました。

 2日間で来場者数は延べ4700人。来年以降も是非続いてほしいです。

www.saga-s.co.jp

 個人写真は朝子がストーリーで衣装をあげていましたが、公式写真はなし。フェスグッズのTシャツはSHISHAMOのライブ終わりの時点で2色とも完売してました。

 
 
 
 
 
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 こちらの下見動画で主催者のVILLAGE INC.橋村社長が「出演者がトゥクトゥクに乗って登場する」ということを予告していて『SHISHAMOなんかも全員来ますよ』なんて言っていましたが、残念ながら?それはありませんでした。ただし、驚くことに出演者の車の導線がこの緑のマットが敷かれた部分であり、メンバーを乗せたハイエースがお客さんに見送られながらライブエリア内を通っていくという稀に見る光景でした。真心ブラザーズのメンバーとゲスト一同は実際にトゥクトゥクで登場したみたいです。

 公式サイトの注意事項にはマスク着用での来場のお願いが一応明記されていましたが、この下見動画のお三方、他の設営スタッフ含めてマスクをしていません。その中でも記者の中川さんは日頃から反マスクを訴えています。是非はさておき、私はしなくていいならしたくない人なので(屋内であっても長時間の着用で頭痛に襲われるので)、主催者トップに近い方々がこのように発言してくれるのは個人的にはありがたいです。お客さんは着用している人が圧倒的に多かったのは確かですが、他のフェスの着用率99%に対して体感で80%ぐらいでした。真夏のような気候だったこともありステージ付近以外では外してみましたが特に何も言われませんでした。春フェスの時点ではまだ屋外でのマスク着用ルールが定まっていませんでしたが、今年の夏フェスでは厚労省の呼びかけに従い、距離が確保出来るかつ会話をしないのであれば外してもよいというルールが標準になってきています。

 当初は雨予報だったこともありSHISHAMO観たら早々に退散する予定でしたが、気候もロケーションも最高すぎるのと現地で知り合いにあったこともあり思いのほか長居してしまいました。

 いかしゅうまいは有名な呼子萬坊の出店。朝市通りにお店がありました。

 CHILL OUTというドリンクは今回初めて知りました。調べてみたら通販以外は関東のみのようですね。せっかくなのでチルサワーも飲んでみました。

 美冴貴ちゃんが森を散歩しているストーリーをあげていました。丁度その頃、彩ちゃんは1人フードファイトした結果動けなくなるという事態が発生したということが、後日日比谷野音のMCで語られました。内容詳細は以下のnote参照。

note.com

 ラインナップはソニー所属のアーティスト中心という印象を受けましたが、初開催の素敵なフェスにSHISHAMOを呼んでくださってありがとうございました。佐賀初ライブを見届けられて良かったです。

 PUFFYや藤巻さんなど、普段あまり観る機会がないアーティストを観れたのも良かったです。SHISHAMOは3月7日の対バンツアー初日の横浜で『あけましておめでとうございます』と言っていましたが、PUFFYはまさかの5月下旬でのあけおめ。藤巻さんは前日は長野のフェスに出演していたようで、山と海で対照的!と話してました。なかなか凄いハシゴです。

 Beach Stageエリアで販売していたさざえのつぼ焼きやあわび焼き。今回のフェスに限らず常時営業しているみたいです。基本的に海の幸がニガテなのでスルーしてしまいましたが、食わず嫌いなだけかもしれないので次があればチャレンジしてみようかと思います。

 さざえは食べずに終わったけど、唐津に来たのならせっかくならいかの活き造りが食べたいなぁと。(海の幸ニガテだけどえび・いか・かにの類は好物)お店を探したのですが、どこもかしこも昼営業のみだったり18時閉店だったりで営業してそうなお店がなかなか見つからず。唯一見つけたのがこちら。丁度ホテルの近くということもあり行ってみることに。活き造りは完売を覚悟していましたがありました。マジで動いてた…。他にも御当地ものをいくつか。良さげなお店だったので是非また伺いたいです。

 日帰りは無理としても博多までなら余裕で戻れましたが、唐津2泊にして大正解でした。12:50発の便に向けて規定の10時より少し早めにチェックアウトして福岡空港へ。『あそこいつも並んでないな…』と毎回思っていた博多担々麺のお店に入ってみましたが、可もなく不可もなく美味しかったです。ラーメン滑走路はどこも食券スタイルで電子マネーは使えても交通系ICのみのお店が多いですがここはPayPayなどのQR決済もOKでした。

 往復の飛行機は安く済みましたが、その他在来線やバスの合計金額で5000円超えました。

チケット

9130円(一般発売)

交通

19420円

宿泊

16672円(2泊)

【総額】計45222円

飲食

2400円

 

総括


イベント別集計

ARABAKI ROCK FEST. 22 76541
VIVA LA ROCK 2022 13256
OTODAMA'22〜音泉魂 23700
METROCK 2022 <OSAKA> 24920
Karatsu Seaside Camp 2022 in 玄界灘 47622
186039

項目別集計

チケット 54570
交通・宿泊 125569
飲食 5900
186039

 アラバキ唐津シーサイドキャンプは2泊という点では同じですが、差額はチケット4190円、交通費19891円、宿泊費6738円で合わせて約3万アラバキが上回っています。復路の新幹線だけでも2万超えでシャトルバスの料金も発生しているので当然ではあります。朝子のためならお金は惜しまないので後悔はないです。

 振り返ってみて思うのは「この頃にはもう結婚してたのかー…」と。この次のライブで特大発表が待ってるとは、この時は夢にも思いませんでした。フェスまで全部行かなくてもいいかなと思っていた時期もあるのですが、朝子がどんな些細なことも逃さず音楽を楽しむと言うのなら、私はそれをひとつも見逃さないと決めたので、これからも追いかけていきます。長文読んでいただきありがとうございました。