チュウヤギャクテン。

主にSHISHAMOのライブレポートや遠征記を綴っています。

SHISHAMOとの馴れ初めと「全てを記録しておきたい」という思いから始めたNotionの話

 現在はてなブログにおいて、特別お題「わたしの推し」という特設サイトが開設されています。気が付いた時点で応募期間は過ぎてしまっていましたが、オリジナルTシャツが欲しいわけではないので何か書こうか、と思い経ってから1ヶ月ほど過ぎてしまいました。記事にするか迷いましたが、今回を逃したら書く機会がなさそうなので少しばかり語ってみようと思います。


 とは言うものの、SHISHAMOとの出会いを正確に覚えておらず、生粋のジャニヲタだった自分がガールズバンド(と呼ばれるのは本人達は嫌みたいだし自分もそういう位置付けで応援はしていないが)を追っかけているという事態が今でも信じられなかったりします。この楽曲を聴いて、このイベントで初めてライブを観て、といったようなきっかけが明確にあるわけではないのですが、ガールズバンド、さらに言うなら女性ボーカルのアーティストを一切聴かない自分がワンマンにまで行こうと思ったということは、何かしら惹かれるものがあったんだと思います。転機は2014秋のワンマンツアー、松岡加入後最初のツアーでした。そのツアーのMCでRUSH BALLでの松岡との出会いから加入までの経緯の詳細を話していました。毎公演同じ話をしていたと思いますが、当時はSHISHAMOで繋がっているSNSの知り合いはいなかったので自分がライブに行くまでその詳細は知りませんでした。8月31日の夏フェスで出会い、その12日後にSHISHAMO加入、そこから1ヶ月もしないうちにツアー開幕。信じられませんよね。物凄いことが起こっている、とただただ驚きました。地元大阪公演で松岡は大号泣。あまりの衝撃と感動でもう1回観たくなってしまいましたが、大阪はツアー終盤で残り数公演、という状況。(最近知り合った方は知らないかもしれませんが大学時代は大阪に住んでいました。)迷いの末、ファイナルの赤坂BLITZUNISON SQUARE GARDENのツアーファイナル・中野サンプラザ公演の前日だったので、そこに行くことにしました。ユニゾンは2daysでその日もライブがあったので決してついでというわけではありませんでした。その公演でも松岡は泣いていましたが、朝子の『諦めなくてよかったです』という言葉。バンドは色々と好きでSHISHAMOはその中のひとつでしたが、それが変わったのはその言葉を聞いてからのように思います。

 そのツアーが終わると同時に2015春のワンマンツアーの開催が発表されましたが、迷うことなくいきなり10公演申込。最終的には全16公演中12公演に足を運びました。好きになったら一直線、というタイプの人間ではありますが、この勢いは他にないですね。その後はワンマンのみに留まらず夏フェスは全10本中8本参加。2015秋のワンマンツアーは全15公演中13公演、2016春の初のホールツアーは全通。この頃の熱量は凄かった。(公演数だけなら今の方が行っていますがツイートの内容とかはわりと落ち着いてきたはず…)SHISHAMOを好きになってから生まれて初めて入り待ち・出待ちの世界に足を踏み入れ、記憶が正しければ2015年3月の広島のライブサーキット「MUSIC CUBE」の終演後に初めて差し入れを渡しました。特に何かアピールをしていたわけではないですが、3人もマネージャーもビックリするぐらい記憶力が良いので数回会っただけで覚えていただいていました。始めは『この人何者…』というような目で見られていたので悪い意味で印象に残っていたのかもしれませんが、差し入れの内容を覚えてくれていたり、毎回快い対応で本当に感謝。素晴らしいファンサービスもSHISHAMOの魅力のひとつです。

 心を大きく動かされたこととしてもうひとつ挙げるとするならば、「MUSICA」2015年3月号のバックカバー特集の朝子のインタビュー。新メンバーを探してバンドをやっていきたいという気持ちにさせた源は?という質問に対してこんなことを言っていました。

もし解散して、私が他で音楽をやるにしても、SHISHAMOが今まで作った曲はどうなるんだ?って考えたら、曲が可哀想で。それがなければ、続ける理由はあまりなかったかもしれないです

 これは私らファンからしたら確かにそうだなぁと思いますが、アーティスト本人からこのような言葉を聞くことは意外となくて。この人についていこうと強く思った瞬間でした。

 推しに対する応援のスタンスは人それぞれですが、私は『SHISHAMOや朝子にまつわることは何一つ見逃したくない』と思っているので、現場は全て足を運び、SHISHAMOから発信されるものはもれなく全てに目を通し可能な限り記録に残しています。基本自分のことは歌詞にしない、と言っているし、あまり自分のことを語らないので、それでも『私はこの人のことは何も知らないんだろうなぁ』なんてふと思うことがありますが、SHISHAMOとしての、音楽家としての宮崎朝子のことは何一つ見逃さない、という思いでひとつひとつ追っています。以前Notionというアプリケーションについて少し触れましたが、『SHISHAMO NO DATABASE』と題してこんなページを作成。

www.notion.so

 ライブ・イベント等の現場とそれ以外の2つのデータベースをメインに、SHISHAMOにまつわる情報全てを集約。2020年の夏頃にNotionの存在を知るまではGoogleカレンダーで予定を管理し、関連ツイートはモーメントや外部サービスでまとめてそのリンクを紐づけていましたが、Notionはデータベースのアイテムも全てページとして成立しているので、embed形式で様々なコンテンツの挿入が可能です。このページの詳細は全て“Description”に記載しています。(作り込み過程のメモも兼ねているので無駄に長いです。)過去分は関連ソースを全て拾うのは難しいので、公式のスケジュールや自分のツイートを参照して一旦はタイトルと各プロパティのみ設定しています。最新から遡り現状2019年の途中までしか反映出来ていませんが、最終的にはSHISHAMOが世に出始めた2012年から現在までの全データを登録し、各アイテムのページを全て完成させるのが目標です。

 上記ページに関連付ける情報は公式の投稿のみに留めているので、自分のライブレポートや感想ツイートはこちらに紐づけています。似たような構成で作成した自分の現場予定のページです。現状2020年以降のみ反映、過去分を登録するかは検討中。

www.notion.so

 2013年11月にCDデビュー、来年10周年を迎えるSHISHAMO。NEWSの20周年は意識していましたが、SHISHAMOの10周年があるとは少し前までは思っていなかったので感慨深いです。あと1年でコロナ禍が完全に明けるかというと怪しい気がしますが、少しでも状況が回復し盛大な1年になることを期待しています。

 SHISHAMOのメディア出演はラジオの数分のコメント出演まで全て保存しているのでそれらのデータ管理について事細かく公開することも考えましたが、あまりにも自己満足が強すぎるのと、もうちょっと綺麗にしたい部分もあるのでそれはまた気が向いたら。読んでいただきありがとうございました。