開国に向けて~対バン7組との交流振り返り~

 SHISHAMO史上初の対バンツアー『SHISHAMO NO OMANEKI TOUR!!! 〜開国2022〜』の対バンアーティストが一挙解禁されました。“リスペクトするアーティスト”ということで7箇所共に先輩バンド。「渋い」「予想と全然違った」といった意見を多く見かけましたが、確かに他の同世代のバンドの対バンツアーとは全く異なる顔ぶれ。私としては、ほとんどが一度は思いついていたバンドでしたがここまで朝子の趣味全開とは思っていなかったので驚きもありつつ、ツアーが一層楽しみになりました。SHISHAMOの世代でこのメンツで対バンツアーを回れるバンドは他にいないと思います。

 自ら“鎖国バンド”と称してはいるもののの、対バン相手の7組いずれも何かしらの接点があるので、過去のライブの振り返りも織り交ぜつつ今回はそれらをまとめてみようと思います。Twitterでだらだら呟いていることと重なる部分もありますが、以下、日程順に書いていきます。


東京スカパラダイスオーケストラ
3/7(月) KT Zepp Yokohama


 唯一シルエットで確証を持てましたが、唯一接点が見当たらない相手でもありました。好きと公言したことあったっけ?と自分のツイートを振り返ってみたら、SPARKで一度曲をかけたことがありました。2017年5月9日の放送。

 保存してある当時の音源を聞き返してみました。『ビバラ4日間の中で心に残った曲』ということで松岡の選曲。朝子も『大好き!』『この曲いいよねー、超好き』と言っていました。完全に記憶から抜けていましたね。。2018年のビバラでもスカパラのステージを観に行っていたみたいです。

 SHISHAMOとしての接点で思いついたのはこれぐらいですが、その4日間滞在したという2017年のビバラ、朝子がゲストボーカルとして出演したVIVA LA J-ROCK ANTHEMSに谷中さんも参加していました。

 2018年1月には谷中さんが朝子とのツーショットを投稿。これ何の時だっけ、その前後の日にライブあったっけ…と思い返してみたら、おそらくレディクレの時の写真でしょうか。

 スカパラといえば、ゲストボーカルを迎えたfeat.~の楽曲を数多くリリースしていますが、今回の対バンで新たなコラボが観れることを期待しています。

ピーズ
3/26(土) 仙台GIGS


 真っ先に思いついてはいましたが、客層が違いすぎるのでさすがにないかな…と思っていました。ついにきたかー、という感じですね。ピーズなしにSHISHAMOを語れないといっても過言ではないほど偉大な存在。SHISHAMOのワンマンに行ったことがある人なら誰もがピーズの曲を聴いたことがあるはず。

 朝子が好きと公言していることは皆知っていると思うので、過去の共演を振り返ってみると、対バンはありませんが2017年のアラバキの磐越ステージでの『Theピーズ 30周年スペシャル』に朝子がゲストボーカルで出演。錚々たるメンツの中最年少かつ紅一点。その直前のSHISHAMOのアクトからハッピを身にまとって登場するという張り切りっぷり。ピーズのステージでは「クズんなってGO」を歌いました。

 時折SHISHAMOのライブの感想を呟いているフリーライター兵庫さんのツイート。

 こっちが笑ってしまうぐらい緊張していましたが、中学から聴いていたミュージシャンとこんなふうに共演出来るなんて本当に夢がありますね。

 この時の写真は『すぐお姉ちゃんに送った~』とラジオで言ってた記憶がありますが、ツーマンなんてどうなっちゃうんでしょうね。お姉さんはもちろん遠征されるのかな?

 アラバキは毎年フジテレビNEXTで各日5時間にわたりプログラム化されていますが、朝子の出演部分もオンエアされました。

 朝子がソロで3回出演しているオハラ☆ブレイクでは、2016年に「東の窓」、2017年に「どっかにいこー」、2019年に「ひとりくらいは」と3回とも異なる楽曲のカバーを披露。「どっかにいこー」は後日SPARKでライブ音源がオンエアされました。

 初共演がアラバキでしたが、今回のツアーも宮城ですね。何か関係あるんだろうか?

the pillows
4/2(土) Zepp Sapporo


 他者との交流が少ない中でも、わりと馴染みの深いバンドでしょうか。「WOW MUSIC」の対談でさわおさんは『なんかあると俺とかピロウズ呼んでくれるじゃない、狭いとこでグルグル回ってるから(笑)』なんて自虐的に言っていましたが、朝子が好きなアーティストを挙げるとするならばおそらくピーズの次に挙がるであろう方々。

www.youtube.com

 対バンツアーは今回が初めてですが、主催の対バンライブは過去に一度開催したことがあり、その時にお招きしたのがピロウズでした。対談でも話していましたが、東京・恵比寿LIQUIDROOMで開催。『SHISHAMO NO TSU-MAN』と題し当時担当していたレギュラーラジオ「SPEAK OUT!」の企画でした。その時は1曲目に「オレンジ・フィルム・ガーデン」のカバー、アンコールでさわおさんを交えて「Ladybird girl」を披露。2曲とも翌週の放送でライブ音源がオンエアされました。

 「SPEAK OUT!」は「TOKYO REAL-EYES」内のコーナーでしたが、DJの藤田琢己さんがブログに当日のことを書いてくれています。

 2回目の対バンは同年12月の福岡。今度はピロウズからお誘いいただいての対バン。冒頭に「ガールフレンド」「Ladybird girl」の2曲のカバーを披露。

 そして、2019年のアラバキの『the pillows -30th ANNIVERSARY CARNIVAL OF BUSTERS in ARABAKI-』に朝子がゲストボーカルで出演。福岡の対バンで披露した「ガールフレンド」をピロウズメンバーと共に披露。『著作権ごとあげる』なんてことを度々さわおさんはおっしゃっていますが、バスターズ(ピロウズのファン)の皆さんからも大絶賛でした。

 同年6月9日の「802 BINTANG GARDEN」はピロウズの特集が組まれており、アラバキのライブ音源がオンエアされました。

 ライブ音源はワンコーラスだったけど、フジテレビNEXTではほぼフルオンエアという高待遇。

 オハラ☆ブレイクでは、2016年に「パトリシア」、2017年に「Tiny Boat」、2019年に「プロポーズ」とピーズ同様3回ともカバーを披露。「パトリシア」はSPARKにて2017年のオハラ開催直前企画として、1年越しでライブ音源がオンエアされました。

 その他、30周年記念映画として上映された「王様になれ」に本人役で出演。数秒ではありましたが、初の演技となった作品。『緊張した』って対談でも話してましたね。

ousamaninare.com

 対談の冒頭で、過去の対バンの話になった時に『幻の札幌があった』と話していましたね。それ故の札幌なんでしょうか。今回もカバーをやるとするならば…過去に披露した楽曲も良いですが、“新規”を聴いてみたい気持ちもあります。
 

TRICERATOPS
4/9(土) Zepp Fukuoka


 トライセラはユニゾンがトリビュートに参加していたので知ってはいたもののそれほど詳しくはなく…SHISHAMOともつい最近まで直接的な関わりはありませんでした。直近の交流としては去年の6月6日に放送された「関ジャム」、和田さんの持ち込み企画“3ピースバンドのギターボーカル特集”にベボベのこいちゃんと共に出演。関ジャニ∞安田と4人でトライセラのデビュー曲「Raspberry」を演奏。非常に豪華なコラボでした。有線公式も興奮の様子。

 その少し前、5月1日にアラバキの開催中止を受けて配信された「THINK of MICHINOKU」の『GTR祭2021』でも「Raspberry」を歌っていました。この時は錚々たる方々をバックバンドに引き連れて1人堂々と歌唱。「音楽と人」7月号の『ひとりでやる気もないし(笑)』というくだりでこの時のことを引き合いに出して『めちゃくちゃ怖かったですもん(笑)』と話していましたが、8月放送の「THINK of MICHINOKU 完全版」でフルオンエアされました。

 絡みはこれぐらいかと思いましたが、こんな自分の古いツイートを発見。これは先述の過去に唯一行われたSHISHAMO主催のツーマンのことを指していますが、その時の対バン相手としてトライセラを予想していたらしい…。

 そのSPEAK OUT!いつよ…と振り返ろうとしてもその当時はスカパラのところで挙げたようなオンエア曲のツイートはしていなかったので、音源漁ってみたら2015年9月11日の放送でした。BAYCAMPで3人でライブを観たという話から「トランスフォーマー」を流していました。『最高。こういうギターボーカルが一番カッコいい、ギタリストな感じ』GTR祭で選曲したものも納得です。

 「Raspberry」はめでたく映像化されたので十分満足ではあるのですが、3人で3ピースバンドとしてのカバーも聴いてみたいし、本来ならアラバキの地で生で聴けるはずだったことを思うと是非今回も披露してほしいです。

フジファブリック
4/16(土) Zepp Nagoya


 ここまでは朝子セレクトと思われるアーティストが続いていましたが、フジファブリックは彩ちゃんが推している印象が強いですね。ラジオで自分達の楽曲以外をオンエアする機会によく選曲していましたが、自分が把握しているだけでもこれだけありました。

 SPARKでも何度か流していました。2016年10月~2017年9月、2020年4月~9月の2回ナビゲーターに就任していますが、いずれも初回に選曲。

 過去の共演はツーマンはありませんが、2016年3月に沖縄・ミュージックタウン音市場で行われたキュウソの『試練のTAIMANツアー〜沖縄ご褒美編〜』にフジファブリックと一緒に出演しました。スリーマンなのでカバーはやらないと思いきや、キュウソの楽曲に続けて「Sugar!!」を披露。

 これ凄く良かったのですがSPEAK OUT!は丁度前日に最終回を迎えてしまいこの時の音源は世に出ていないので、今回聴きたいなぁ。その日のライブではダイスケさんと一緒に島らっきょうになりました…。この写真だけ見るとわけがわからないので補足しておくと…朝子がセリフで参加しているキュウソの楽曲「記憶にございません」の“今まで嘘をついたことのある人~?”という部分を“今まで見たことないししゃも見たい人~?”という煽りに変え、らっきょう達登場、という流れでした。今思えば何やってんだか…(笑)という感じですがこの日限りのとても楽しいライブでした。

 2019年6月に行われた『FM802 30PARTY SPECIAL LIVE RADIO MAGIC』ではSHISHAMO出演日の1日目はフジファブリックがホストバンドとなっており、出演者勢揃いで「若者のすべて」を歌唱しました。朝子の歌割りは2番Aメロの“世界の約束を知って それなりになって また戻って”。後日、このイベントの特別プログラム内でオンエアされました。

 「Sugar!!」また聴きたい、と書きましたが、フジファブリックの楽曲で他にも歌ってほしい曲がありまして…それはfeat. JUJUとして去年リリースされた「赤い果実」。カバーというより山内さんと一緒に歌ってくれないかなぁ…なんて妄想しています。少々図々しいかもしれませんが絶対合うと思うんだけどな。。

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ORANGE RANGE
4/17(日) Zepp Osaka Bayside


 「あー、なるほど」と思いましたが唯一思いついていなかったバンド。「MUSICA」2015年3月号のバックカバー特集として、宮崎朝子の20年間の人生を振り返るロングインタビューが掲載されましたが、小学校後期の話のくだりでこんなことを話してました。

『その時期はとにかくORANGE RANGEBUMP OF CHICKENでした。ORANGE RANGEも、楽しい存在というより、もっと音楽的な面で見てて。みんなが好きな曲より、アルバム8曲目ぐらいの暗い曲が好きだったり(笑)』

 そのMUSICAが発売された当時にこんなツイートを。ジャパニーズピープルは丁度アルバム8曲目ですね。

 『オレンジレンジは青春』とツイートしていたことも。私も朝子と同じ年なので小4~5あたりはとにかくORANGE RANGE、でした。

 BESTのプロモーションとして2019年6月15日に出演したTOKYO FM「Challenge Stories~人生は、挑戦であふれている~」では初めて買ったCDの話題が出ましたが、美冴貴ちゃんはORANGE RANGEの『musiQ』を挙げていました。私もこのアルバムはかなり思い入れがあり、去年『ジャイガ』でレンジを観た時に「祭男爵」をやってて、懐かしー!とテンション上がりました。www.tfm.co.jp

 青春、原点といった発言は見られるものの、交流というのは今までに思い当たるものはないですね。2017年10月に愛知県立大学 長久手キャンパスで行われた中部ローカルの音楽番組「Uta-Tube」の公開収録で観る機会はありましたが、この時はSHISHAMOの収録後にレンジの収録、といった形で完全別撮りだったので特に絡みはありませんでした。

 ライブで記憶に残っているのは2019年のBAYCAMP。この年はSHISHAMOがヘッドライナーを努めましたが、その直前のアクトがORANGE RANGEでした。トリ前にして大盛況だったのを鮮明に覚えています。

 カバーは全箇所ともやってくれると勝手に決めつけていますが…レンジのどの曲を選ぶか一切検討つかないですね。ジャパニーズピープルは3人だけの音で出来そうだけど、ちょっと暗すぎるかな…(笑)

FLOWER FLOWER
4/24(日) Zepp Haneda(TOKYO)


 WOW MUSICのラスト5週目のゲストがyuiさん。今回もツアーファイナル、ということでSHISHAMOにとってFLOWER FLOWERはそのような位置付けなのでしょうか。

www.youtube.com

 フラフラとの馴れ初めは2013年3月に回った「卒業制作」レコ発ツアー。この頃はまだSHISHAMOに出会っていなかったので後追いの知識になってしまいますが…この時の対バンツアーは駆け出しバンドが雑多にブッキングされているようなもので、それらをレコ発も兼ねた“卒業旅行”ツアーとして全国を回りました。CDデビュー翌年の最初の全国ツアーがいきなり全公演ワンマンで下積みがほとんどないSHISHAMOにとっては唯一の経験。この頃はフラフラはまだ正式に活動を初めておらずシークレットでの出演で、フラフラと一緒に回った6公演はオカメインコ ツアーと称されていました。

shishamo.biz

 お会いするのはこの時以来なのかと思いきや対談を聞く限りそうではなく、フェスでお会いする度に挨拶しているようで。ライブで凄いと思ったアーティストとして挙げていたビバラでのSHISHAMOというのはおそらく2018年のこと。STAR STAGEのSHISHAMOの直前のVIVA! STAGEがフラフラでした。この時のフラフラのステージは私は観ていないのですが…初年度のビバラの出演がキャンセルになり4年越しで満を持しての初出演でした。

vivalarock.jp

 対バン解禁後、ベースの真船さんが一緒に対バンツアーを回っていた当時のことをインスタに書いてくださっています。藤井風初のバンド編成がお披露目された2019年11月のLINE CUBE SHIBUYA公演には行っていましたが、バンドメンバーがフラフラの方だとはその時は気付きませんでした。…ということで、フラフラは私自身全然詳しくないので、これから曲を聴いてみようと思います。

 
 
 
 
 
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 対バンアーティストは以上の7組。「渋い」なんて言われていますが、唯一無二の本当に良いメンツ。懸念していたチケット確保出来るかという点はあっさりクリアしてしまい、むしろ売れ行き大丈夫かなぁ…と心配になったりもしますが、世の中の状況がこれ以上悪化せず、全公演無事開催されることを祈ります。一度きり?の開国、とても楽しみにしています。